いよいよ春本番。1月人員の3.5%、165人の新しい組合員を迎え入れようと、5月末まで「春の拡大月間」に取り組みます。支部の出発点となる活動者会議を4月19日(金)、支部会館で開催。134人の参加者が会場を埋め尽くしました。
古村委員長の挨拶で開会。仲間づくりにいどむ活動家の役割や心構えについて、千葉光さん(東京学習会議)から講演をいただきました。
続いて、阿部組織部長が「春の拡大の基本方針」を提案。5次12日間の行動日程、社会保険未加入問題に関わる事業所との対話、ポスターや立て看板の掲示やミニ学習など、重点課題を中心に訴えられました。
各分会から決意表明をいただき、最後は高橋副委員長による団結ガンバロウ。達成を誓い合って閉会しました。
支部会館前の桜並木もすっかり若葉。春本番です。そんな中、支部では現在、労働保険の年度更新を受付中です。
労働保険は「労災保険」と「雇用保険」の総称。法人、個人を問わず、労働者が1人でもいれば加入しなければならない保険です。期限までに、必ず更新してください。
社会保険未加入に関する問題に伴い、現場での保険加入が徹底されています。新規はいつでも加入できます。一人親方労災の加入、更新手続きは電話でも可能です。トラブル前に、お早目に。
■労働保険年度更新日程
・4月16日(火)~18日(木)
・4月23日(火)~25日(木)
・5月14日(火)~16日(木)
・5月26日(日)※要予約
時間はいずれも10:00~12:00、13:00~15:00
4月7日(日)、中野サンプラザで、東京土建中野支部第59回定期大会を開催。代議員94人、支部役員53人、特別代議員31人が参加したほか、20人の来賓のみなさまにお越しいただきました。
議長は門脇文宏さん(執行部・北部)と須田公博さん(代議員・えごた)。大会書記に伊藤龍一さん(えごた)、吉沢隆央さん(松上)を選出し、議事に入りました。
宮崎執行委員長の挨拶のあと来賓から挨拶をいただき、中村書記長が基調報告を行いました。古村財政部長による会計報告、監査のみなさんによる会計監査報告に続き、古村財政部長から予算が提案されました。
本会議の討議に先立ち、松上(組織整備と財政活動)、弥生(仕事おこし)、南台(組織拡大)の3分会から活動報告があり、丁場の会、マイスター倶楽部、青年部、かなめの会、9条の会もそれに続きました。
質疑応答では「組織拡大や後継者育成の立場から、学生を対象にした組合の事業説明会を実施してほしい(えごた・冨田代議員)」「防災危機管理委員会で、被害想定や救助想定の見直しを進めてほしい(松上・森田代議員)」「住宅デーの義援金について、分会の格差が大きすぎるが、見解は」「ハガキ要請について、直属や事業所分会に対する働きかけはどうなっているのか(いずれもやくし・大谷代議員)」といったことが出され、執行部から答弁がありました。
休憩をはさみ「組織・後継者」「社保・税金」「仕事・技術」「賃金・労働」「厚文・教宣」「財政」の6つに分かれ、分科会を開催。いずれも活発な討議の末、議案を採択しました。
午後の本会議で分科会報告を承認し、質疑応答のあと、議案、決算、予算を、満場の拍手で一括採択。新役員を選出しました。今大会をもって、宮崎委員長、中村書記長など9人が退任しました。また、今後数年間で、支部四役など中枢の役員が交代します。これまでの歴史や経過を理解し、大切にしながら、一方では新たな感覚も取り入れながら、バランスのとれた役員体制が必要なことを、あらためて感じました。
阿部副委員長による特別決議、高橋青年部長によるスローガンを大きな拍手で採択し、団結ガンバロウで閉会しました。選出された新役員は以下の通り。
・執行委員長…古村正和(本郷・新)
・副執行委員長…吉田孝司(松上・再)、高橋保(若宮・再)、佐藤利信(北部・新)、野上紀美枝(南台・新)、阿部秀晴(やくし・新)
・書記長…長浜一之(やくし・新)
・書記次長…山本高明(書記局・再)、上山将之(書記局・再)、花形伸二(書記局・再)
3月23日(土)、東京土建中野支部会館で、第49回かなめの会の総会を開催。68人参加しました。
午前中、冒頭は学習会。中野協立診療所健診センターの市川さんから、健診の大切さについての講義やストレッチの実践などがありました。昼食を前後し、議案の提案、決算報告、予算案の提案があり、すべて提案通りに承認されました。
その後は新役員を選出し、最後は団結ガンバロウで閉会。おいしいお花見弁当と、目の前で咲く満開の桜がたいへん好評でした。総会は、何度経験しても思うようにスムーズにいかないなあと、一人で反省しきりです。(会長・長友生子)
新役員は以下の通りです。
・会長…長友生子(松上・再)
・副会長…須田知子(えぎた・再)、浜崎菜央子(えごた・再)、三浦自子(北部・新)
・事務局長…大野光子(若宮・新)
3月26日(火)、午後、賃金対策部を中心としたメンバー12人が3隊に分かれ、中野区内の現場訪問を実施。大手企業交渉を山場とする春闘の一環として取り組みました。
まずは支部会館で打ち合わせ。行動の意義、獲得目標を確認しました。人手不足、資材不足、賃上げ、安全衛生、建退共、社会保険未加入問題…。現場の課題は山積です。対話の中で、最も深刻だったのは人手不足、後継者問題。
ある現場監督が「ちょっとしたミニバブルともいうべき状況はありがたいが、人手も資材も不足していて現場が進まない。一度に公共事業を発注されてもこなしきれない。民間もいっしょ」と打ち明けます。長引く構造不況は地元業者を潰し、労働者を手放しました。重機やダンプもなくなり、いずれも元の水準に戻すことは、極めて困難です。一度壊れてしまったものは、そう簡単には再生できません。
後継者問題も深刻。監督いわく「やっぱり待遇。納得できる賃金と福利厚生がなければ、人が集まるわけがない。それなりの支払いを購買部にもお願いしている」とのことでした。組合からも「大小問わず、企業に人材を育てる余裕がない。そんな賃金単価にし、ダンピングばっかりにさせた大手企業と発注者、役所にも問題がある」ことを指摘。お互いの意見はほぼ同じものでした。
現場訪問と報告会議のあと、夕方は中野駅北口で駅頭宣伝。労働対策部と合流し、アスベスト被害者の早期救済、公契約条例の必要性について、広く区民にアピールしました。
3月19日(火)、中野ゼロ小ホールで、全建総連東京都連中野地区協議会と連合東京西北地協中野地区協議会が共催し、「3.19すすめよう公契約in中野」を開催。東京土建約200人、全体350人が参加しました。
司会は東京土建中野支部の中村書記長。連合中野の小黒議長、ユニオン杉並の内田委員長の挨拶から始まり、来賓の挨拶は、中野区議会の久保副議長からいただきました。
多摩市公契約審議会会長の古川弁護士から基調講演、同審議会副会長の脇田さんから特別報告をいただき、運動の意義をあらためて確認しました。
学校給食の発注者、建設事業者、建設労働者の現場報告の後、アピールを満場の拍手で採択し、宮崎委員長の挨拶で閉会。時間を超過するほど熱のこもったシンポジウムとなりました。
事業主、労働者、そして区民が互恵関係を築けるよう、連合といっそう強固な関係をつくり、共闘を進めます。








































